実用性だけじゃない!?機械的時計の歴史と選び方


機械的時計とはどのようなものか

時計は機械的時計とクオーツ時計の二種類があります。この両者の大きな違いは何を動力としているかです。機械的時計はゼンマイを動力とし、クオーツ時計は電池を動力として時計を動かしています。時計としての歴史は機械的時計の方が古く、1900年代からあり、ゼンマイを巻き上げて歯車を動かすことによって時を刻みます。一方のクオーツ時計は1960年代に登場し、電池を動力とし時計内部の水晶を使い時を刻みます。この構造の違いから、機械的時計は衝撃に弱く、時間も1日で数秒から数十秒の誤差が生じますが、コンピューター制御などをおこなっていないにも関わらず、時を刻むことができる機械的時計は実用品と芸術品を兼ね備えたような存在になっています。時計を選ぶ時には、時間にどの程度まで正確性を求めるのかで機械式時計とクオーツ時計を使い分けるとよいと思います。

機械的時計にはメンテナンスが必要

機械的度計は歯車などたくさんの部品が精密な働きをしているため、長年使っていると1日当たりの誤差が大きくなってきたりします。そこで定期的なメンテナンスが重要となり、機械的時計のメンテナンスのことをオーバーホールと呼びます。オーバーホールでは時計を分解、洗浄し、消耗品の交換や注油をし再び組み上げて時計の調子を整えます。オーバーホールには費用がかかりますが、定期的に行うことで数十年以上愛用することができます。

付き合っていくには多少の手間がかかりますが、電気機器が身近にあふれている現代にアナログの良さを機械式時計は再確認させてくれます。

日本を代表する時計ブランド「グランドセイコー」ですが、基本シリーズとして、クォーツ、メカニカル、スプリングドライブ、という「ムーブメント違い」の三つのラインアップが用意されています。